2002.11.27 UL | ようやく撮り撮り! 昔レンズのお試し編 | 2006.10.20 ED |
禁じられた遊びとは・・ |
何とかして「HEXNONレンズ」を「デジタル機」で使いたい!! これが、最初のターゲットでした、が、よそのレンズに手を出すとは! これこそぞ・・ 越えてはいけない?「禁じられた遊び」・・?! 実際は・・まさにレンズ沼への転落のプロローグでありましたが、お道具がそろってようやくあそべる事に!、 |
という事で・・ 早速、結果の第一報を報告いたします、、 以来、、今も継続中ですが、、 |
待望の昔レンズ!! 昔レンズ・・とは言っても、 1世代ほど、あまり古くはないのですが、、 ここではベースボデーに ”デジタル一眼レフ” を、持ち出して、デジタル撮影主体で味見してみました! |
||
味見のルールは、単にお気に入りレンズのみうんちくだけでなく、リファレンスになる既知のレンズと正規対比も味見のうちに含める事 しかし、Aレンズ対Bレンズを比較したい場合に、問題になるのはレンズ以外の邪魔な要素の排除です、 |
||
:銀塩機の場合は、たとえフイルムの銘柄を合わせても、現像所の違いや現像条件、プリント条件を、、正確に同一には出来ません! これではレンズの味以前に諸もろの雑音が混入してしまって、純粋なレンズの違いなんて、、分かろうはずがないと思います、、 :デジタル機の場合は、同一ボデーでレンズだけ「Aレンズ対Bレンズ」と取り替えて試写すれば、その他の条件はほとんど同一にする 事が可能だと思われます、 |
||
筆者がベースボデーはデジタル機で、と、こだわる理由はここにあります! これでこそ「同一テーブル」で「レンズA」と「レンズB」の 正規対比が可能だし、理詰めな裏づけに基づいて、感覚に流されぬ、うんちくが言えるからです・・ |
試写済み/試写待ち レンズリスト |
※レンズ名に、アンダーバー のあるレンズはすでに試写済みです、クリックすると試写ページへジャンプします。 |
※実は、Konicaの HEXANON AR と Canon FDレンズは EOSよりフランジバックが短いので・EOSに装着しても
その仕様上その ままでは無限遠撮影は不可能です、 そこで無限遠を切り捨てた A タイプと、ひと工夫で、無限遠撮影を可能にした B タイプのマウントアダプターを製作しました。 以下の試写で (A)はAタイプで、また (B) はBタイプアダプターでの撮影です。 なおB タイプは、補正レンズを内臓しているので、若干の影響があるかも知れません? この点をご留意の上 ご覧ください |
|||||
メーカー | 型式名 | マ | 試写撮影場所 | インプレッション | |
Konica | HEXANON 1:1.4/57 (A)HEXANON 1:1.4/57 (B) | AR | 箱根湿性花園 (B) 近日試写 |
絞り開放から小絞りまでこってり調は好みなところ 私にはもっとも好ましい写りですが! |
|
HEXANON 1:3.5/135 (A) | 日本平 (富士山) |
こってり調は57mmと似かよっている?2線ボケが強い感じが? | |||
HEXANON 1:3.2/135 (A) | 夕日の手持ちの試写だが、まずまずの写り、前回のf3.5より軟らかい描写のようだ! | ||||
HEXANON 1:4.0/200 (B) | ** | (B) 近日試写 | * | ||
Konica | HEXANON 1:2.8/35 (B) | AR | *** | 自作アダプターでの無限遠撮影に成功! 確認試写のみ完了、順次本格試写別途行う予定! |
|
HEXANON 1:1.8/40 (B) | |||||
HEXANON 1:1.7/50 (B) | |||||
HEXANON 1:1.8/52 (B) | |||||
HEXANON 1:3.5/135 (B) | |||||
HEXANON 1:3.2/135 (B) | |||||
HEXANON 1:4.0/200 (B) |
Carl Zeise | Planar 1:1.4/50 | C/ Ya |
焼津商店街 焼津港外港 |
開放くせのないクリヤーな描写は安心だが? クリヤー過ぎて味が薄い! は贅沢か? |
|
Planar 1:1.4/85 | *** | レンズ出張?帰宅待ち? | |||
Sonnarr 1:2.8/135 | 日本平 | くせのないクリヤーな描写は、おもしろみが? | |||
Carl Zeise Jena | Flektogon 1:2.8/20 | M42 | *** | レンズ未着? |
Canon | Canon 1:1.4/50 (B) | FD | 日本平 (富士山) |
レンズ付き自作アダプターでの無限遠撮影に成功! 確認試写のみ、本格試写別途行う予定! |
|
Canon 1:2.8/100 (B) |
Nikon | SERIES E 1:3.5/35 | F | 近日試写 | NIKKOR の名 をもらえない Cheaper one? | |
NIKKOR 1:1.2/50 | 焼津商店街 焼津港外港 (2003.11.22) |
NikonのMF標準50mmトリオどれも優等生? でもくせがなくなんかちょっと足りないような? |
|||
NIKKOR 1:1.4:50 | |||||
NIKKOR 1:1.8/50 |
Asahi Opt. Co | Super-Takumar 1:1.8/55 | M42 | 焼津商店街 焼津港外港 |
往年の名品 古さを感じさせない 今も通用する クリヤーな写りはすごい! |
|
Super-Takumar 1:3.5/135 | 近日試写? | まだ番がまわって来ない? |
USSR (旧ソ連製) |
INDUSTAR-61L/Z-MC 1:2.8/50 | M42 | 蓮華寺池公園 | 意外にこってり!少し絞ると意外にシャープな写りだ! | |
INDUSTAR-50-2 1:3.5/50 | 焼津港外港 | パンケーキ!とはよく言ったこの大きさでこんなに写るすこぶる好い感じ! | |||
HELIOS-44M 1:2.0/58mm | 焼津商店街 焼津港外港 (2003.11.22) |
JFC Dora様のお宝 お預かりして試写しました! HELIOSはそれなりの写り、ちょっと期待はずれ? JUPITER-9 意外にシャープな写り!本家なみ? |
|||
JUPITER-9 1:2.0/85 | |||||
JUPITER-8 1:2.0/50mm | L39 | 大東町コスモス畑 | 銀塩機 KievWa (Contax Copy)(旧ソ連製)にて試写 | ||
Elmer8 1:3.5/50mm | 掛川花鳥園 | 銀塩機 Zorki6 (バルナック.Lica Copy)(旧ソ連製)にて試写 |
Steinhell Munchen |
Culminar 1:4.5/135mm | M42 | 日本平 (富士山) |
未知なレンズ・・意外に今風の写り! 年代の割りになかなかの描写にびっくりしました! |
REVUENON | AUTO REVUENON 1:2.8/135 | M42 | 焼津港外港 | チノンから、プラクチカ、プラクチカからレビュウノンへ OEMか? 写りは? まずまず?少し絞れば◎かな・・ |
|
SOLIGOL | SOLIGOL 1:3.5/70-210 | AR | *** | *** |
どうでしょう? 上にも書きましたが、同じボデーでレンズ交換して撮っても、フィルムの条件やラボ、紙焼きの様な個々のプロセス要素 に左右される銀塩撮影と違い デジタル画像なら、まったくおなじテーブルで正規対比・・ 出来るのではないかなーと思い、試してみる事にしました いわば客観的?なレンズの味(くせかな?)比べ!・・ |
|||||
いかがでしょう? ありふれたレンズ達ですが・・ 新しい一面があるかもしれません? さっそく森流?で、実写して見ました・・ そうそう!森の信条として・・ 自ら試さないで、見てきた様な物言い! だけは、したくないと思います! なお、今回、味見したレンズのマウントは・・ ばらばらですが、 すべて、自作品または市販品の、対EOSマウントアダプターで装着しています。 |
|||||
昔しレンズは目下・・ 増殖中ーです! |
※注: お話の出発点は、あくまで「2003年11月」です、工作も実験も試写も、現在とは機材や機種の状況に違いがある点に留意下さい。 特にデジタル一眼レフはこの後、多くの機種が発売され、2006年の現在では必ずしもEOS(EFマウント)一押し、とは限りません! この件については 禁じられた遊び 「お道具編」に詳しく記載していますのでこちらを参照下さい。 |
いかがでしょう? ご意見、ご感想など、いただければ幸いです! こちら: |