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お気に入り ヘキサノンレンズをフォーサーズボデーで使うべく、マウントの改造を試みました!
ご承知の通り、今は亡きコニカの銘レンズ! AR系ヘキサノンレンズはマウントの仕様差による
ガタはあるもののアダプターなしでフォーサーズマウントに装着出来ます(^−^)
そうです、フランジバックがヘキサノンの40.5mmに対してフォーサーズは37.67mmと3mm弱
と短いので文句なしに無限遠までピントが合う事になるのです・・
尤も この差を取り除かないと本来の”∞”無限遠の手前で合焦する事になっちゃうのですが(~_~;)
なので距離リングを端まで廻して無限遠のつもり・・ とやるとピントが外れます、まあファインダー
をのぞきながらなら、またはライブビューで画像を確かめながらなら問題ありません、、
出来れば差を埋めるスペーサーを挟むのが望ましいですが開口径の小さいフォーサーズマウント
に対して厚み3mm以下のスペーサーやマウントアダプターを製作することは難いと思われます?
よって今回はマウントアダプターではなく直接嵌合させる方法で試行します・・
さらに、フォーサーズのマウント開口部は“懐が狭く(浅い)”為に以下の大きな問題があります。
1)レンズ側の絞り連動バーやフレア遮断プレートなどの突起はすべて干渉して装着不能です。
2)レンズ側バヨネットの内爪背後に若干の隙間が残るので、これを吸収しないとしっくり勘合せず
ガタが残って、装着&光軸が安定しないばかりか、無理に装着してもすぐに外れてしまいます!
改造は絞り連動バーとフレア遮断プレートを取り除く作業が必須・・手段は幾通りか有りそうです
が、今回は銀塩コニカ機での再使用のための復元をあきらめて、デジタル機では全く不要になる
絞り連動バーを根元から切断しました、
この方法は絞り設定のための調節スプリング機構がそのまま使えるので作業が簡単になります。
バヨネットの隙間は、レンズマウントプレートに2mm厚程度のコルク板を張り込んで吸収させます、
コルク板は弾力があって適度な固さが残るので、
工作が難しい”レンズロック”がなくても、に外れ落ちる危険も回避できます・・
ということで、コツコツ・・小半日かかって、無事に改造を完了、、しっかりフィットできました、
残る問題は狭くてキレの悪いファインダーで、どうやってピントを合わせるか?なのですが、
E500ではさすがにマグニファイヤーでも持ち出さないと、難しいのですが、E5100のライブビュー
は思わぬ本領発揮してくれました、これなら十分マニュアル・・できます!?
これは新発見、おまけと思ってなめていたのですが、こうなるとライブビューさまさまです!(^^)!
画像は、銀塩時代で最もポピュラーなコニカの、標準レンズHEXANON 50mm F1.7の改造例
です、、パーツの位置確認のために52mmF1.8をお手本にしています、
突起パーツを取り去った状態を未改造の52mmレンズと比較してご覧ください、
この程度の明るさでもデジタルレンズでは大変なお値段に、、いやそれよりも味わい深いこってり
ヘキサノンの写りを味わうには・・ こうでもしないと(^_-)-☆
なおE500も510もマニュアル撮影になりますが露出計はしっかり動くので腹露出しなくてもOK!
さらに絞り優先モード(AV)ではドンピシャではないがシャッター速度がそこそこ連動してくれるの
は大変ありがたいです、、
諸兄の皆様にあって、トレースされる場合があるやもですが、必ずしもこの手順でうまくいくとは限りませんので! ご注意ください。 いつものお約束・・あくまで自己責任でお願致します。
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【z9olympuskoinika1.jpg : 44.6KB】
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