2006.08.16 | 旧東海道本線 静岡−焼津間に廃棄されたトンネルのお話です。 |
※こちらは 本家HP「ご近所散策」の”街道で出会ったトンネル達”の画像ページです、先に本家からご覧頂くと、お話に入れます・・ |
旧東海道本線の旧磯浜−旧石部トンネル間、 明治から昭和初期にかけて、あの文明開化? の大動脈として大活躍、時代を駆け抜けた 2つのトンネルのお話です、本体の改修後に 海岸の坑門だけが廃棄され、以来、荒れ放題・・こんな 悲惨なお姿を曝している・・ 旧東海道本線 旧石部トンネル焼津側坑門です.. 昭和34年頃に廃棄されたまま、ほったらかしです! 崩の上の国道から獣道を伝わって、海岸へ降りて・・ びっくり仰天! 唖然としてしばし静観! その場に立ち尽くしてしまった! 石部トンネルの坑門だけでなく、線路や道路が通っていた線路敷の平地までが、崩落した土砂で埋め尽くされて! そのうえ海岸線も、ひどく侵食されて、、 かって海岸沿いに綺麗に続いていた、護岸堤の石垣の残骸が・・ 浜辺に散乱していました・・ なんと無残なお姿に! |
|
かってここは 日本の大動脈!このトンネル線路敷をいくつの人生、どれだけの人や貨物が往来した事か 文明開化の日本にどれほどの恩恵をもたらしたことか・・ 計り知れません! それなのに、こんなぞんざいな仕打ちで良いのでしょうか? 部外者なのに.. 無性に腹が立ってしまいました! |
|
|
|
|
|
|
||||||
|
|
|
|
|
|
||||||
|
|
|
|
|
|
|
旧東海本道線 旧磯浜−石部トンネル間の海岸です、ひどい崩落・・ 旧線路敷は、きれいに消滅した! |
2つのトンネルの間の線路敷に面した、大崩海岸(磯浜とも呼ばれた)浜辺の現状です、それは綺麗でのどかな海岸風景だったのですが・・ トンネル本体の改修後の昭和37年に坑門ともども廃棄され、以来..崩落..海岸浸食etc 荒れるに任せて・今は見る影もなくなってしまった! この区間の線路敷に迫る急峻な山肌は、当時から日常的に崩落を繰り返していましたが、とうとう線路敷をも埋め尽くし海岸へ押し流した! それにもましてひどい海岸侵食! すっかり地形が変ってしまった。 その昔、蒸気機関車が煙をはいて走っていた、あののどかな海岸風景、いまはもう歴史の彼方へ、、 それにしても..廃棄された旧磯浜/旧石部トンネルの4つの坑門達.. 2つは崩壊、2つは人為で埋め立て.. なんとも変わり果てたお姿に・・ |
|
|
|
|
|
|
||||||
|
|
|
|
|
|
||||||
|
|
|
|
|
|
このお話の原点 :古代の街道 :諸々のトンネルなどのお話は.. こちら にあります、かなり重複があるが | ||